おもちゃのサブスクサービス

毎月定額を支払ってサービスを得るサブスクという形態は、サービス側にとって長期的に安定収入があるという利点があります。ただしこれまでの多くはパソコンのソフトウェアなどが対象でした。頻繁にバージョンアップする製品を、その都度ユーザーに購入させる事に限界が来たからです。しかしそれとは別にサブスクに可能性を見出したサービスも登場しており、その一つがおもちゃのサブスクでこれもまた奇抜な仕組みになっています。

おもちゃなので現物をユーザーに渡さなければなりません。これは郵送を使い、毎月一つ新しいおもちゃを送ります。翌月にはまた新しいおもちゃを送りますが、前のものは返却してもらうルールです。いくつか会社があるためどこも同じという訳ではなく、細かく個性を打ち出していますが大まかな流れは似ています。

特に気に入ってしまったものは追加料金を払って返さなくてもいいというルールもあったりしますが、基本的には返却するため子供の説得が必要です。利点としてはすぐ飽きる子供の対策がまず第一にあげられるでしょう。誕生日は年に一回ですし、クリスマスと会わせてもせいぜい2回しかあげられません。それをもらった瞬間に飽きてしまう事もある訳で、リスクを分散するために毎月に出来るのなら、かなり有効な手段です。

問題はランダム性で、指定してもらえるという訳ではない点です。年齢と性別から傾向を算出し、好きであろうものをもらえますが、やや賭けな部分はあります。

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